あなたにとって「いいプレゼン」ってどんなものですか？
- 話し方が上手い
- スライドがキレイ
- ロジカルで、わかりやすい
たしかに、どれも大事な要素です。でも、それだけで「いいプレゼンだった！」と言えるでしょうか？
実は、多くの人がこの「良いプレゼン像」に引っ張られすぎて、成果につながらないプレゼンをしてしまっているのです。
プレゼンの本当の目的とは？
そもそもプレゼンって、何のためにやるのでしょう？
- 良い話をするため？
- 説得力を持って伝えるため？
- ロジカルに整理するため？
どれも正解っぽく見えますが、これはどれも目的ではなく手段なんです。
プレゼンの真の目的は、
「理想の結果に、相手を動かすこと」
これだけ。いくらスライドが美しくても、話がスマートでも、相手が動かなければ0点。
つまり、伝えただけでは足りません。相手を動かせたかどうか？ここが重要となります。
多くの人がやりがちなプレゼン失敗パターン
多くの人がついやってしまうのが、
「プレゼンそのものが目的化してしまう」こと。
資料づくりに全力投球、話し方の練習も完璧。でも終わってみたら、なんとなく「良い感じ」で終わっただけ…。目的を見失っているから、「なんのためのプレゼンか」が薄れてしまうのです。
実は、子どもが一番プレゼン上手？
こんな例を考えてみてください。
おもちゃ売り場で、
「ねぇ買って〜！」と駄々をこねて泣き叫ぶ子ども。
そして、しびれを切らしたお父さんが静かにレジへ。
これ、立派なプレゼン成功例です（笑）
- 目的：おもちゃが欲しい
- 手段：泣いて駄々をこねる（プレゼン）
- 結果：買ってもらう（目的達成）
目的→手段→成果が一直線。超シンプルで、超効果的です。一方で大人のプレゼンは往々にして「カッコいいスライド」や「上手な話し方」に意識がいきすぎて、本来の目的を忘れてしまいがち。
プレゼンの成果は「準備段階」で8割決まる
成果を出すプレゼンにするには、最初にやるべきことは「資料作り」ではありません。
最初にやるべきこと、それは、
「このプレゼンで、相手にどう動いてほしいか？」を明確にすること。
- 商品を買ってほしいのか？
- 上司にOKを出してほしいのか？
- チームメンバーに行動を変えてほしいのか？
そこがクリアになれば、何を言うべきか・何を削るべきかも自ずと見えてきます。
まとめ：あなたのプレゼン、目的から始まってますか？
✔︎ プレゼンは話すことがゴールじゃない
✔︎ 本当のゴールは相手が動くこと
✔︎ 目的が明確だと、話す内容・資料の構成も自然に決まる
✔︎ 子どもに学べ。最強プレゼンは「目的一直線」
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