コミュニケーションを円滑にする、伝えると伝わるの違いとは?


あなたは伝えると、伝わるの違いって考えた事ありますか?
私も長年、何となくで理解していましたが、今は明確にこの違いを定義しています。
そして、この違いを明確に理解する事で、コミュニケーションの質は大きく変わります。

伝えると伝わるの違い

伝えると伝わるの違い。それは、

伝える=自分主体のコミュニケーション
伝わる=相手主体のコミュニケーション

このように定義しています。

例えば伝えるの場合、

「ちゃんと伝えました」
「この前言いました」

など、言った言わないで話がややこしくなった経験はありませんか?

「自分は伝えたから後は知らない」

など、相手を無視してしまっているとコミュニケーションも生まれません。

また、私がいきなり初対面の方に、

「好きだ!好きだ!好きだ!」と100回言ったとします。

これも伝えてはいますが、恐らく相手に伝わる事はなく上手くいきません。

一方で伝わるは、相手主体です。

こちらの発した事を相手が受け取り、共感や感動する事で行動して貰う。これにより、相手とのコミュニケーションが生まれます。

このように、伝えると伝わるでは、大きく意味が異なります。どんなに分かりやすく伝えたとしても、相手に伝わっていなければ意味がないのです。

一文字の違いが大きな違い

伝えると伝わる。
たった一文字の違いですが、大きな違いがあります。

もちろん、伝わる伝え方は簡単ではありません。努力や工夫が必要です。

しかし、この伝わるを意識し、表面的に上手く伝えるのではなく、相手の立場で考え伝わる努力をする事。

それこそが、コミュニケーションを円滑にし理想の成果に繋がる。

私は、そんな考えを大切にしています。

もしもあの人とはなかなかコミュニケーションが取れない…
そんな風に感じているなら、伝えるになっていないか?

を考えてみて下さいね。

最後までお読み頂きありがとうございます。