売り込みと提案の違いとは?
「セールス」
この言葉を聞くとどんなイメージをしますか?
・何か売り込まれる
・強引に買わされる
・しつこく勧誘される
など、どちらかというとネガティブなイメージをされる方が多いのではないでしょうか?
しかし、
セールス=売り込み
なのでしょうか?
そもそも人はなぜ、セールスや売り込みを嫌うのでしょうか?
ここでは、売り込みと提案の違いについてお伝えします。
売り込みとセールスの違い
あなたはこんな経験ないですか?
特に何かを買うつもりもなく、何となく立ち寄った洋服屋。
へー、最近はこんなのが流行りなのかぁー。
と、ふと洋服を手に取ったその瞬間!
「それ、最近の流行りなんですよ!」
「オススメの色はこれです!」
「サイズはどれぐらいですか?」
「試着もできますよ!」
などと、待ってましたとばかりに話しかけてくる店員さん笑
嫌な思いをした事ありませんか?
こういう場合、私はすぐに店を出て行ってしまいます笑
恐らくこの店員さんも悪気はなく、
良かれと思って声をかけていると思います。
しかし、殆どの場合あまりいい気はしません。
ではなぜ、いい気がしないのか?その原因はズバリ!
「興味がない状態で提案しているから」です。
興味がない状態で提案し売ろうとする。
これが、売り込みになります。
ではあなたがもし、ジャッケットが欲しい!
という明確な目的がある状態だった場合。
「最近の流行はこうですよ!」
「こんな色が似合いますよ!」
「サイズ感はこれがおすすめですよ!」
と、声をかけられたらどうでしょう。
今度は売り込みではなく、
アドバイスへと変わります。
つまり、
興味がある人に売ろうとする。
これは提案となるのです。
多くの方が「セールス」という言葉にいい印象を持っていないのは、
興味のない状態で色々提案された。そんな経験があるからです。
その経験があるから、
セールス=売り込み
という間違った思い込みが働くのです。
セールスは悪い事なのか?
セールス=悪
こんなイメージを持って見えるクライアント様も見えます。
しかし、セールスは本当に悪なのでしょうか?
はっきり言います!
セールスは悪ではありません!
先ほどからお伝えしているように、
「興味がない状態で売ろうとする=売り込み」
「興味がある状態で売ろうとする=提案」
この違いをしっかりと理解していないから、
間違った認識を生んでしまいす。
人が何かを購入する際には必ずステップがあります。
特に興味づけに失敗してしまうと、その後にどんなにいい話や提案をしたとしても、まともに聞いては貰えません。
これは、セミナーでも同じ。
最初の「つかみ」に失敗すると、後からの挽回が難しい。
最初の興味づけの際に、
どんな事を伝えるか?
どんなヒアリングをするか?
どんな見せ方をするか?
ここをどれだけ工夫をするかで、成果も大きく変わるのです。
弊社でも、
興味づけ用のプレゼン資料。
本提案用のプレゼン資料。
これを分けて活用しています。
その具体的な方法ややり方は、今後また別の記事でご紹介しますね。
あなたのお客様はどんな事に興味を持ちますか?
まずはここをしっかりと考え、売り込みにならない提案をしていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
売り込みと提案の違いを少しでも理解頂けたでしょうか?
セールスは決して悪ではありません。
セールスのプロセスに問題があるのです。
ぜひ周りの営業が上手い方。
成果を出している方を改めて観察してみて下さい。
そして、あなたがついつい購入してしまった時や、
ついつい申し込みしたセミナーなどを思い出してみて下さい。
きっと相手への興味づけに工夫や時間を上手く使っています。
売り込みではなく、ベストな提案をあなたのお客様に提供して下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。